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2012/12/27→12/28[若干間違い修正(説得形式の説明)]→12/31[若干文章整理]

「ホームページを作る人のネタ帳のネタの作り方」に参加してきた

今回は、ホームページを作る人のネタ帳を運営する方が開催するセミナーに参加してきました。そのレポートをします。

今回は待ちに待った中級者向けのセミナーだ!!

今回のセミナー、珍しく中級者向けのセミナーでした。
こういうセミナーってやっぱり初心者向けが圧倒的に多く、ある程度アフィリエイト歴が長い人は食い足りないことが多いわけです。
実際、もう少し対象レベルが上のセミナーを、という声が多かったそうで、それで今回の企画の実現になったようです。

また、会場に集った人の顔ぶれを見る限り、一癖も二癖もありそうなメンツばかりでした。(^^ゞ

…はてさて、そんなメンツを迎え撃つセミナーとはどんな内容なのか興味は増すばかりです!(ハードル上げる上げる)
ところで、今回のセミナーは撮影禁止だったので現場の写真は一切ありませんのでご了承ください。

前フリ〜山田氏について

さてとりあえず、今回のセミナーの講師を紹介。講師は、ホームページを作る人のネタ帳の管理人である山田氏です。(顔出しNG)
その方が、人が集まるコンテンツを作るにはどうすれば良いのか、という事を解説するセミナーでした。
セミナー終わってからアフィリエイター仲間に聞いて判明したのですが、「ホームページを作る人のネタ帳」って凄い有名なブログなのだそうな。また、山田氏は結構アフィリエイター向けにいろいろな所でセミナーやっている人なんだそうな。勉強不足でスミマセン。
実際、過去に山田氏がやったセミナーについて書かれたブログが多数ありますね。↓
ホームページを作る人のネタ帳管理人のセミナー(ドロップシッピングの波にもまれて)
ネタ帳Yamada氏による『ブログ初心者が1ヶ月で人気ブログになるためのメカニズム』
Yamadaさん(ホームページを作る人のネタ帳)のセミナーに行ってきた | 男子風呂(ぐ)
「ネタ帳とWebクリエイターボックスの上京を歓迎してくださいの会」に行ってきました!

基本的な3つの形式

山田氏の事を知らなかった自分なのですが、それだけに逆に新鮮でしたよ。結構意外な話も聞けました。
…ということで、やっと本題に入ります。

記事には大きく分けて以下の3種類あるとのことです。
中立形式 情報を中継するタイプ。
基本的に、情報ソースをそのまま出す形式。
本人の弁によると、一番苦手なところだとの事。
例えば、海外のサービスをいち早く紹介するとか、そういうタイプ。多分、2chまとめサイトなんかもこの形式に分類されるのでしょう。
これは何よりも時間勝負ですね。
逆に言えば、情報を加工しないのだから、勝負するところはスピードしかありえないわけで。
カタログ形式 中立形式に比べれば、それほどスピードは必須条件ではない。
カタログ形式は、ニーズを想像する力が必要、とのこと。
その流れで、商品名をタイトルに付けてはいけないとも仰っていました。

一般的な言い方をすれば、いわゆるレビュー形式/解説形式の記事のことだと思います。
説得形式 ここが個人的によく分からなかったところ。
多分、自分の思ったこと、考えたことを書く記事ということだと思います。(完全にノンジャンルで)
例としては、
親父よ。あんたは幸せだったのかい?
や、
卒園式から学んだ顧客の記憶に残る感動の作り方
がそうだとのこと。

ただし、イマイチ納得できず。何故かというと、
・個人的にはカタログ形式の記事を書く時と、説得形式の記事を書く場合で、記事の書き方が変わるわけではないと思うので。少なくとも自分は全く区別して考えておらず、「どこで記事の完了とするか」の違いでしかないと思うので。
・「カタログ形式」の方がよっぽど説得する要素が強いと自分は思う
からだと思います。
少なくとも自分はそう感じました。もしかしたらかなり誤解している可能性高いです。
…で、山田氏によると、これらをバランスよく使い分けるのが良いとのことです。
ここ、結構自分的に考え直させられるところがあったり。
何しろ、自分はここで言う「中立形式」の情報はなるべく出さないようにしている人なので。←何故かという事を書き出すと本題とは関係ない世界にワープしてしまうので割愛します。

ネタの作り方

…で、じゃあ、ネタはどうやって作るのか、という話ですが、ここが今回のキモでしょう。

山田氏は、ネタはその辺に幾らでも転がっていると主張します。その辺に転がっている事を、分析すれば幾らでもネタは出てくる、と。
例えば、当日のセミナー会場では、参加者にボルビックが配られたのですが、なぜクリスタルガイザーやエビアンじゃなくてボルビックなのかを考えると色々可能性が考えられる、とのこと。
また、各種ランキングも、ただランキングを見るだけではなく、「なぜそれが2位なのか」等と考えれば、ネタは幾らでも浮かんで来るということです。

確かに、話としてはよく分かります。他のカリスマアフィエイターさんもよく言うことです。なので、この話自体はそれほど目新しいことはないです。
なのですが、個人的に意外だったのは、ネットで誰もが得られる情報だけからネタを作っているっぽいことです。
例えば、ネタを探しにイベント等に取材に行ったりとか、お仲間と情報交換したりしているのかと思ったのですが、オフラインな活動はそれほど重視していない感じですね。(少なくとも、ネタ作りという観点からは)
あと、メーカーからレビュー資材を借りてレビューとかもほとんどやっていないっぽいです。山田氏ぐらいの大物ならば、本人にその気さえあればいくらでも貸してくれるはずですから、あえてやらないのだと思います。

…それはつまり、こういうことですよ。
特別な専門知識やコネがなくても、ずっとPCの前で作業しているだけで記事が作れてしまい、そして稼げてしまうということです。
更に言えば、
職歴が無い専業主婦のような方や、小さい子供がいるのでなかなか体の自由が効かない方でも、合間の時間を有効活用して稼げるということを意味します。

つまり、誰でも始められて、しかも高収入!
…あ、情報商材みたいな事書いちゃいました。(^^ゞ
もちろん、そんな美味しい話はありませんからね。特に「高収入」ってところ。いずれにせよ、相当の努力は必要であるということは言うまでもありません。

商品名をタイトルに付けてはいけない!

SEO上、最重要項目であるページのタイトルですが、山田氏によれば、タイトルに商品名を付けてはいけないとのことです。何故かというと、消費者は商品名が知りたいからではないからです。
大事なのは、ターゲットを想像することだと山田氏は言います。
細かい論理は省略して記述しますが、例えば、セミナーが行われた時期(12月21日)であれば、世の中の興味はクリスマスでしょう。このクリスマスと絡めて考えると良いわけです。
例えば、それがダイエット商品だとしたら、彼とのデート(クリスマス・デート)でお泊りがあるかも知れない、と女子は考えるわけです。その時にやっぱり少しでもダイエットしておきたいと考えるわけです。
ですから、ダイエットのページを作るのではなく、クリスマスのデートスポットのページを作る、という考え方です。そのページの中で自然にダイエット商品を紹介すれば良い、という考え方ですね。
この様に、本当にそれを必要としている人はどんな人なのか、そしてどんなキーワードで検索するのかをきちんと想像することが大事だとのこと。
※あまり、セミナーの時の話の流れには忠実ではないです。「話の結果として自分はこう理解した」というレベルの文章なので、現実に話された事柄以外のことも混入しているかも知れません。

補足
もしかしたら誤解しやすいかもしれないので補足。
「タイトルに商品名を入れてはいけない」といのは、飽くまでアドセンスでアフィリエイト報酬を得ようと思った時の話だと思います。そして、山田氏はアドセンスからの収入がメインなのでこういう理屈なのでしょう。
物販系のアフィリエイトではむしろ逆です。物販系は、ある企業の有る特定の商品にフォーカスしてそれを売ることが多いので、その商品名がついたページは絶対的に必要ですし、そのページを上位表示できない限り、普通は売上なんておぼつかないと思います。(少なくとも非常に効率は悪くなる)

参加できなかった人のためにもFAQ

このセミナーに参加したかったけれど参加できなかった人向けに、一応FAQっぽいものを勝手に作っておこうかと↓
項目 詳細
初心者だったので、気が引けたんですけど、参加すべきだったでしょうか? 中級者向けとはいえ、専門用語の連発とかそんな事はなかったので、初心者にも言っていることは理解できたと思います。
また、特別込み入った話でもなかったので、初心者の方も聞けばためになることも多かったと思います。
地方に住んでいるからどうしても行けなかった。
なぜUSTで中継してくれなかったの?
良く知りませんが、山田氏の意向でそうなったのでしょう。
何しろ、写真NGなぐらいなので、当然中継もNGなんでしょう。
SEOやSEMやリスティングとかマーケティングとか、「効率良く稼ぐ」ノウハウは教えてくれた?
これは明確にNOですね。
そういうテクニカルな話は全く出ませんでした。そういう意味での中級者向けではないです。
そもそも、山田氏の属性はどちらかと言うと、プロブロガーであり、アフィリエイターではないです。なので、その辺のことについて山田氏に問うのはお門違いでしょう。
結局稼ぐにはどうすれば良いのでしょう? ちゃんとしたコンテンツさえ作れば自然に稼げます、というのが山田氏のスタンスです。
魔法のような方法はありません。
記事の作成にはどれぐらいの時間を掛けているのでしょう? 書こうとしている記事が中立形式ならば最速10分程度みたいです。まあ、これは一刻を争うスピード勝負の世界だから当然ですね。
一方、カタログ形式だとだいぶ時間はかかる。
動画を50本ぐらい紹介するまとめ記事を作ったことがあったらしいのですが、その記事は2週間かかったそうな。紹介した50本も合わせて120〜180本の動画をチェックしたので、それぐらいかかったんだそうな。
「もう二度とやりたくない」と言っていましたが、逆に誰もやりたくないからこそ、その記事に価値が出てくる、とも言っていました。真理です。
ホームページを作る人のネタ帳
って、無料ブログ(fc2)なんだけど、それでもOKなんだ?

こういうページね
そうみたいですね。これって結構驚きですよね。
いわゆるアルファ・ブロガーと言われる人がこういう無料レンタルブログを使い続けているというのは珍しいのではないかと。
普通は、サーバーの安定度や使い勝手の問題、SEO上の理由、政治的な理由、等々で独自ドメインに移行する人が多いですからね。
一般的にも、「プロを目指すならば無料ブログを卒業しましょう」的なことを言われがち。

ですが、「ホームページを作る人のネタ帳」のように、コンテンツの力さえあれば、無料ブログだろうと独自ドメインだろうとあまり関係ないっつう話なのではないかと。
自分も、あまり明確な根拠はないですけど、ぼんやりとした経験上からそんな気がしてならない。

ただし、自分の発信場所の生殺与奪権を他者に握られているというリスクはあるわけです。なので山田氏も実は引越ししたくて仕方がない、的な話もしてました。
ですが今すぐ引越すとかそんな具体的な話はないとのことでしたし、fc2で十分満足しているようでありましたね。

リンク集

同セミナーに参加された別の方のレポートも上がっています。参考まで。
人が集まるコンテンツの作り方を学ぶ
ブログのネタに困らない理由がわかった

あからさマーケティングコーナー

さて、セミナーの内容についてはこれで終わりです。
突然ですが、大人の事情により、リンクシェアの宣伝をさせてもらおうかと。(^^ゞ
もうリンクシェアに登録している人や、リンクシェアに興味が無い人は読まなくていいです。多少はアフィリエイトに興味があって、年末年始のまとまった時間がある時に試しにアフィリエイトを始めてみようかな、なんて思っている人は暇つぶしに読んでみて。

もう一つのネタの作り方

山田氏の言うとおり、「誰でも普通に手に入る情報からネタを作る」ことが出来るスキルはコンテンツクリエイターとして、そしてアフィリエイターとして、非常に強力な武器になります。ですが、それは結構頭使いますし、なんだかんだで相当時間もかかります。
一方で、逆に頭使わずに体使ってネタを作る方法もあると思うんですよ。
現物レビューとかオフラインイベントとかそういうやつネ。こういうのに参加すれば、頭使わずにネタがGetできます。(^^ゞ

ネタの宝庫であるリンクシェアのイベント

今回のイベント、リンクシェアというASPが主催したものですが、リンクシェアはイベントに対して非常に積極的なASPです。今回のような勉強会的なイベントだけではなく、ECとの交流イベント(撮影会/商品説明会)も度々開催しています。クローズドなイベントも合わせれば、年間20〜30イベントぐらいやってるんじゃいですかね? 他のASPに比べるとブッチギリで多いです。
商品の写真を撮らせてもらえますし、ECさんと直接話しを聞けたり、後日現物レビューをさせてもらえたり、更には現場でアフィリエイト仲間を作れたりします。
つまり、アフィリエイトという活動を中心にいろいろなネットワークが広がるんですよね(本人にその気があれば)。この辺の世界は、リンクシェアじゃないと体験できないと言っても過言ではないのではないかと思いますよ。
今年3月に行われたサンワダイレクト(PCやスマホのサプライメーカー)さんのイベントの様子。

この手のイベントは特に、コスメ、ファッション、食べ物系(お取り寄せとかスイーツとかおせちとかの季節物)のものが多く、女性ならば見逃せないイベント目白押しですよ。

アフィリエイトするかどうかはともかくとして、とりあえず、こういうオモシロイベントに参加するためだけにリンクシェアに登録するというのも十分アリだと思いますし、そうすれば何かのきっかけが掴めるのではないか、と自分は信じますけどね。
ということで、登録は↓のバナーよりお願いします。m(_ _)m
リンクシェア アフィリエイト紹介プログラム
※それが地獄の一丁目だったとしても責任は持ちません。