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2009/09/23

更新Pingは意味がなさそう

WordPressを使ってみた感想
の続き。
結局WPに挫折し、しょうがないので更新Pingの効果を測定中なのですが、嫌な予感が当たってしまったようですね。
まだ最終的な結果は出ていませんが、この勢いですと、更新Pingの効果はほとんど0ということになりそうです。
かなり確からしい推測を含めて更新Pingの効果を考察すると以下のようになると思います。
更新Pingを出すサイトの種別 ブログ検索エンジンに対しての効果 検索エンジンに対しての効果 被リンクの獲得
独自ドメイン上に構築した独自のMTやWPや自作Webサイト ブログ検索エンジンにインデックスされる形跡は全く無し。 更新Pingを出すことによって、検索エンジンにインデックスされるまでの時間が短縮される現象は確認されず。 31engineで、非常にわずかではあるがあり。
sessaaやFC2等の無料レンタルブログ もともとのレンタルブログサービスのサイトとしての実力が強大なので、効果があったとしても無視できるほど小さいものと考えられる。
こんな感じですね。
正直言って、「やるだけ無駄」レベルです。
最近「更新Ping打ってもあまり効果が感じられないな〜」とはぼんやりと感じていました。ですが、まさかこれほど意味のないものに成り下がっていたとは予想していなかったので、愕然としてしまいました。
あまりにばかばかしいので、今後更新Pingを出すのはやめようと思います。orz

なぜ効果を失ったのか?

昔は、結構効果あったんです。
それがなぜ効果を失ったのかを勝手に考えてみると、いくつかの要因が思いつきます。

SPAM対策のため

更新Ping SPAMというスパム行為が横行したため、ほとんどのPingサーバーは独自ドメインからの更新Pingは受け付けないようになってしまったと考えられます。
以前は、「短い時間で連続して送られてくる更新Pingは拒否する」程度のブロックであることが多かったのですが、最近は一切受け付けないようになっているっぽいです。←老婆心で書いておきますと、Pingサーバーはそういう場合でも普通エラーを返しません(一見うまく行ったように見える)。ですので、Pingのログを見てエラーになっていないことと、インデックスされることとはほとんど無関係だということに注意してください。

blog360などのオイシイPingサーバーが消滅した

昔、blog360というブログ評価サイトがあったのですが、ここのPingサーバーに更新Pingを送ると即座にそのブログの評価ページに反映されるのでなかなか効果が高かったのですが、残念ながらサービス閉鎖の憂き目に。
現在、即座に反映するタイプのPingサーバは、自分が知る限り31engineぐらい。そういう状況なので、明確な効果として現れにくくなっている。

このような要因が考えられます。
確かに、更新Pingの意味がなくなってしまったのは、SPAMのことを考えると致し方ないのかも知れませんが、非常に悲しいです。
なぜならば、Pingサーバーは少数派の味方という側面もあったからです。いわゆる大手の無料ブログレンタルサイトのような、大きな後ろ盾のない個人のブログやWebサイトにとっては少ない宣伝手段の一つだったわけで。
結果として、大手はより強くなり、個人の力はより通用しなくなってしまうわけで。ちょっと悲しい。