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2009/02/14

ASPにも不況の波が…

ほとんど独り言レベルの話。
どうやら最大手のASP、バリューコマースでさえこの世界同時不況からは無縁でいられないようですね。→「バリューコマース、検索エンジンマーケティング事業から撤退--成果報酬型ビジネスに集中」
まあ、もともと日本のバリューコマースとは関係ない事業からの撤退なので、日本のアフィリエイターにとってはむしろいいことなのかも知れませんが、影響はバリューコマースだけじゃないですからね。もっとずっと小さい話ではありますが、SONYのASP、BLOGENTの閉鎖とかもありましたし。→「ソニーのアフィリエイト「BLOGENT」、3月でサービス終了」
それとか、九十九電機が民事再生法を申請し、そのあおりでアフィリエイトプログラムから撤退したりといった事件もありましたが、これも少なからずこの不況が影響していたと思われます。→「ツクモが民事再生を申請、店舗は営業中」

アフィリエイターにとっても深刻な問題です

そして、アフィリエイターにとってもこの不況は大問題です。
影響は既に出てきています。
最近感じるのは購入単価。単価が低くなっていますね〜。(^^;
まあ、これが本当に不況のせいかどうかは定かではありませんし、それを判断できるほど豊富なデータを持っていないので何とも言えませんが、とにかく単価が下がっております。
ただ、アフィエイト業界はまだなんとか持ちこたえているほうなんでしょうね。例えば、ECサイトの報酬率が下がるとかアフィリエイトから撤退とか、そういうことにはなっていない感じではありますし。
ただ心配なのは、まだまだこの不況は底が深そうなところ。日経平均株価は相変わらず下降傾向から抜けきらないし、麻生さんも全然頼りにならないしな〜。更にヤバイことに、バイ・アメリカン条項の問題。結局どう決着するのか知らないけど、これはもう、不況/好況、ドル安/円高みたいな話とは次元が違う話。そうやって国同士の保護主義的政策の応酬に発展して国際的な競争を排除する方向に世界が動いてしまったらどうなるか考えただけでも空恐ろしい。市場経済を否定するということは、日本を否定することです。つまり、そうなったら日本は土台から崩壊することを意味します。少なくとも、今の日本国民の生活レベルは絶対に維持できないことを意味します。

…まあ、そんな後ろ向きの妄想ばかりしていてもしょうがありません。望みはないわけではありません。
少なくともネットの利用者は減っていない感じがします。そして、ネットで買い物をする人もほとんど変化していない感じがします。いやもしかしたら微増しているのかも。
実際、リアル店舗で買うときの足代や商品の値段を考えれば、ネットで買い物する方がずっと安上がりなのは当たり前です。そういう意味で、ネット通販を利用して少しでも出費を抑えよう、という心理が働いているのかな、という気がしないでもないですが。