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2007/10/28→11/01

Lenovoのセミナー

次はパソコンメーカーのLenovo(レノボ)さんのセミナー。
レノボ成果アップセミナー 〜アフィリエイト売上UPのコツ教えます〜
というタイトルのセミナーです。比較的実際的なセミナー。セミナーの前半は、Lenovoさんの商品紹介。
まあ、これは当たり前の話なので省略。
その後、Lenovoでの売り上げUPのコツについて解説。

リンク種別ごとの売り上げ割合

テキストリンク=60%
マイリンク=28%
バナー系=12%
とのこと。
まあ、テキストリンク系が強いというのはアフィリエイトの常識ですな。
この辺の使い分けについては、個人的には多少違う感想を持っていますが、Lenovoに限らず、一般的な傾向としてこれはよく言われることですね。

実績を上げているサイト種別

ポイントサイト、ページ量産サイト、テーマ特化型サイトが実績を上げているとのこと。

ポイントサイト

ユーザーにポイントを付与するなどの、利用者にメリットを提供しているサイト。
基本的に法人サイトのやり方ですね。

ページ量産サイト

PHPやDB(データベース)を使って、ページを量産するサイト。
ポータル系、比較サイト系などの手法ですね。これもやや法人系のやりかた。個人ではちょっと敷居が高いか。

テーマ特化型サイト

テーマを絞っているサイト。つまり、ニッチに絞るということ。
こういうサイトを沢山作るというやり方です。
これは比較的、個人でも作りやすいですね。
例として、上位テーマを一つ設けて、ニッチなテーマを3つ作るというのが効率的ではないかという話でした。
例えば、
上位テーマ=B5モバイルノート
ニッチテーマ=ThinkPad X61などの機種毎
みたいな。これぐらいのニッチさが必要だとのこと。

SEO的な話〜アフィリエイトリンクは1〜2個で十分

SEOテクニック的な話も出ました。
タイトルを重視しましょう、指示語はなるべく使わない、キーワードアドバイスツールを使いましょう、メタタグを使いましょう、複数キーワードで勝負しましょう、的な話はごく当たり前の話なので省略。
気になったのは、アフィリエイトリンクの数についての言及。
サイトの外側にリンクを張るとキーワードが逃げてしまう、とな。だから、アフィリエイトリンクは1〜2個で十分、という主旨の話だと思いました。
アフィリエイトリンクは多すぎるとデメリットにはなるかもしれません。それはあり得る話ですが、デメリットになる理由はキーワードが逃げるからじゃないと思うけど。
そもそも、アフィリエイトリンクがJavascriptだったらキーワードが逃げようがないし。もともとキーワードが外に逃げるという話は、アフィリエイトリンクに絡めて論じられる話ではなく、リンク全般に関して論じられるべき話だと思いますし。
ただ、その辺はあまりよく調べてないのでコメントは控えさせて頂きます。話を誤解している可能性もありますし。

3ヶ月以上継続しないと結果は出ない

あと、継続が大事、とも言っていましたね。
実績が上がるサイトは、最低でも3ヶ月以上運営しているサイトが多い、とのこと。
最低でも3ヶ月以上、できれば6ヶ月ぐらいは継続してみてください、とのこと。
これには激しく同意します。
ですが、こればっかりはSEOテクニックでどうこうできる問題ではないですから、なにげに一番難しいところだったりします。実際、精神的にも金銭的にもかなりキビシイものがあります。それで確実に成果が出ればいいのですが、そんな保証どこにもないですからね。
ここで腹をくくってやる覚悟ができるかどうか、というのも、一つの大きな分岐点になるのではないでしょうか。

最後に、一応、キーワードだけ

このセミナー、ちょっとトラブルがありました。
パソコンの調子が悪くて、プロジェクターがブラックアウト。
なんとか復旧したものの、それに時間を取られて、セミナーの最後の方はかなり駆け足になってしまいました。残念。
なので、詳しい説明はなかったのですが、外部に漏れるテキストリンクのデメリットを説明する例として、キーワードだけは紹介して頂けました。
・HD2451W(EIZOの液晶ディスプレイ)
・ガリバーオールスター2007
・愛の宮崎マンゴーチーズケーキ
の3つ。
ざっと調べてみましたが、これだけでは何のことだかさっぱり分からずでした。orz
返す返すも、時間をロスしたのは残念ですな〜。
2007/11/01
後日談。その後、本セミナーの資料をPDFファイルでいただきました。(その場では資料がもらえませんでした)
で、それを見てみたら、詳細は以下の通りです。
これらの基本SEOテクニックを使って書いたHD2451Wに関した記事が、Yahooで17位(103,000件中)、Googleで5サイト目(67,300件中)になったとのこと。ちなみに、そのページは、これのようです→フルハイビジョン液晶モニター『FlexScan HD2451W』、EIZO新商品を体験しようイベント参加レポート
まあ、そりゃそうなるでしょう。HD2451Wのような製品型番モノは、比較的簡単に上位に表示できますから。
それに、この記事はいわゆる商品ページではなくて、展示会レポートです。レビュー記事と同じで、実体験が伴っている記事です。こういう記事はもともと検索エンジンに評価されやすいんです。←より正確言えば、恐らく検索エンジンが評価しているのではなく、検索者のレスポンス(例えばクリック率とか)が検索エンジンに好影響を与えているのだと私は推測しますが。
…だから、普通に書いたってそうなりますって。
記事内容そのもののSEO効果が高いのは確かです。ですが、このページをもって、ページ構造上のSEO効果は評価しようがないと思うけど。それに、少なくともキーワードSEO的に考えると、かなりツッコミどころ満載なページなんだけど。(^^;
これはSEOテクニックの効果を説明する例ではなく、逆に、小手先のSEOよりも記事の内容のほうがよっぽど強力であることを如実に示している気がするのは自分だけでしょうか?
結局、(必要とあらば実際に自分の足で稼いで)オリジナルな文章を生み出す努力を怠らないことのほうが、つまりはSEOになるんだと私は理解しますが。