|設計|構築|集客|分析|精神論|その他|

2007/10/19

織田 浩一氏のセミナー(海外アフィリ事情)

〜欧米に見るソーシャルメディアマーケティング(CPMからCPC、CPA、アフィリエイトと広告主のリスクを下げる・オンライン口コミ情報の影響力・SMOの5つルール他)
という題名のセミナーでした。
海外のアフィリエイト事情に詳しい織田浩一(おりた こういち)氏が講師。
基調講演直後の実質的にその日一発目のセミナーでした。
中身的には、今後、大きな潮流として期待される、CGMメディアやSMOについての初級論やアフィリエイトの新しい潮流(CPMからCPC、CPAへ)についての話。あと、ブログプロモーションについても話されていたかな。
全体的に初心者向けの話。とは言っても、結構日本では聞き慣れない用語がたくさん出てきたので、結構難しいっちゃー難しいかも。
ところで、セミナーの最後に、面白いコンテンツとして、幾つか例をあげられていました。
実際、なかなか興味深かったですね。自分は一般論的な話は今さらあまり興味ないので(^^;、こういう具体例の方がよっぽど聞いていて面白かったです。
紹介しておきます。
番号 URL 説明
@ Subservient Chicken(ぺこぺこしているニワトリ) アメリカでは非常に有名なファーストフードチェーン、バーガーキングのコンテンツらしいのですが、基本的にバーガーキングとは関係なし。
織田氏によると、アメリカではバカ受けしたとのこと。
何が面白いかというと、画面下のテキストに"動作"を打ち込んで、「Submit」を押すと、その通りにニワトリ(っといってもかなりグロイ)が動きます。
まあ、ただそれだけなのですが、そのパターンが恐ろしく多い。
"run"、"walk"、みたいな当たり前の動作は当然対応。
例えば、"balance"なんて面白い。"balance(他動詞)"を辞書で引くと、「釣り合いを保たせる」と出ています。試しにやってみると、「ああ、なるほど(そう来たか)」と、ボキャブラリーの相違というか文化の違いというか、そういうメタなことにも思いをはせてしまうコンテンツ(?)。
とにかく、メニューから決まったものしか選べないというようなレベルではなく、それこそ無尽蔵と思えるようないろいろな動作に対応しています。
何ができるのか、辞書片手にいろいろ試してみると時間潰しにはもってこいかも。(^^;
A 1-click Award リクルートのサイト。
このページの主旨は、若手クリエーターの発掘なのですが、どう若手クリエータを発掘するのかは、おじさんのオシリをクリックしてみてください。
テクノロジーとしても、アイディアとしてもなかなかアタラシイ。
B NIKEiD
NIKE(ナイキ)の直販サイト。
時間がなくて実際に話には出なかったのですが、資料に載っていたので試しにアクセスしてみました。
いわゆる、リッチコンテンツ&インタラクティブコンテンツの典型例といったところでしょうか。
シューズのカラーリングを自由に変更し、ID(名前)も自由に入れることができます。そして、それがリアルタイムに画像に反映されます。
インターフェースが非常に直感的で分かりやすく、また、デジタルであるがゆえに膨大なカラーリングパターンを自由に試すことができます。