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2007/10/07

SEO/SEMに関する様々な意見が集約されている記事

SEO関連の記事って、毒にも薬にもならないものが多いが…

基本的に、SEOに関しては「どんなカリスマSEO専門家の言うことだろうと、それを無批判に信じるのは自殺行為」だと思っている自分です。
ですが、そんな自分でもちょっと感動してしまったスゴイ記事↓
検索エンジンが順位を決める53の要因(39人のSEOプロが評価した重要度とコメント付き)

う〜ん、これほど大規模な調査を行い、かつそれを整理する労力たるや気が遠くなりますが、こうやってデータとしてバシっと提示されると説得力あるな〜。
まあ、それと同時に、人によっていろいろな考え方があり、意見が別れるんですね〜、というのが身にしみてわかった記事。(それだけ主観に左右されやすい分野でもあるわけですね)

この記事、まずはじめに、断り書きで
※注:この文書は、Googleのアルゴリズムをリバースエンジニアリングすることを試みるものでなければ、ウェブ開発者やウェブマーケターにサイトの最適化手法を示すものでもない。
とあります。まず、この断り書きにシビれますね。(^^;
SEOの実際を知っている人じゃないと、なぜこの記事が「サイトの最適化手法を示すものでもない」のかは理解できないと思うもん。
とは言え、もちろん、SEOを勉強する上でためにならないわけではないです。
いやむしろ、一つの「データ」もしくは「判断材料」としては非常に良質な「資料」だと思いますよ。

H1タグについて

ところで、この記事で気になったこと。
「H1タグ内でのキーワードの使用」で、Caveman氏が、
ページの最も重要なテーマを補強するのに使うと最も良い。title、meta description、h1をまったく同じにすると問題を生じる場合がある。上位にランク入りしているページで見出しタグを使っていないページはたくさんある。
と書いています。
ちなみに、このサイトではTITLEとH1が同じになっているページがほとんどなんだけど。(^^;
自分がこのサイトでH1(H2,H3)を使っているのは、SEO効果を狙っているわけではなく、純粋に整理された文章を書きたいから。そして、自分が実験した限りにおいては、H1はほとんどSEO的効果がない、という結果が出ていたので、そもそもH1の使い方をあまり気にしていなかったのも事実で。
…なのですが、Caveman氏の発言は、変にH1を使ってしまうとSEO的にマイナスになりかねない可能性を示唆していますね。
う〜ん、TITLEとH1が同じページって世の中にはゴマンとあるから(例えばWikipediaなんかもそう)、気のせいじゃないかっていう気もしないでもない。それに、普通にH1を使えば、H1がタイトルと同じなのはむしろ自然であるのも事実ですからね。
だけど、正直このサイトはページの構成的に、H1をタイトルと同一にしてしまうのは、ややくどい感じがするのも事実。せっかくだから読みやすさの向上という観点からも、H1の使い方をもうちょっと工夫してみる価値はあるかな、と思った。